愛猫乙女ちゃんの認知症がBar-c.(バライタ・カーボ)で格段に良くなった話


乙女ちゃん。

危篤状態からCarb-v.(カーボベジ)で復活し、その後は上がったり下がったりを繰り返しながら、でも確実に良い状態になっています。

今月で無事18歳になります。 


食べながら寝てしまった乙女ちゃん↓ かわいい・・・♡


 復活したものの以前よりさらに認知症が進んでしまった状態でしたが、Bar-c.(バライタカーボ)というレメディを与えることによってそれもまた徐々に改善しつつあります。自分でごはんが食べられるくらい元気になりました。これにはびっくり!

元々体の作りがとても小さい猫ちゃんです。若く健康な時でも3kgあるかないかでした。今は1.6kgしかありません。童顔なので、大人になってもよく子猫に間違われていました。

ということで今回は Baryta Carbonica バライタカーボ 炭酸バリウム のレメディについてです。

天然では毒重石という鉱物として存在します。比重が重い石で、毒性がある。バリウムの語源はギリシア語のBarys(重い)という言葉からきているそうです。


 ちなみに胃の検査で飲むバリウムは硫酸バリウム。天然の鉱物は重晶石という名前。

毒重石を飲まされているわけじゃなかった。よかった!

 ちなみついでにもう一つ。見た目が似ているように、シリカやアンブラグリシアと間違えやすいレメディと言われています。恥ずかしがり屋で引っ込み思案なところは三者共に共通する特徴と言えそうです。

 さて、Bar-c.が合うタイプとして、精神的身体的に未成熟という大特徴があります。

体の成長が遅く、しばしば体格そのものが小さな人。

臓器が十分に成長せず、未発達な人。

また、大人なのに子供のような振る舞いをする人。

子供のように依存心の強い大人。

子供のようになってしまった老人。

 なので、成猫なのに子猫のような体格の乙女ちゃんには特に合うレメディだったと考えられるし、そのような体質だったから認知症になりやすかったのかもしれません。

そして、結果的に今Bar-c.がとてもよく効く状態であると考えられます。

 さて、乙女ちゃんの話は置いておいて。

もう少しBar-c.について深掘りしていきます。

【依存】

とても依存心の強いレメディと言われています。

なんで依存が強いかというと、一人で生きていく自信がないから。「私には無理」「私はできない」と思っている。だから保護が必要で、守ってくれる人にしがみつく。家族やパートナーへの依存心がとても強くなる傾向があると言われています。

例えば大人になっても親に(精神的に、経済的に、物理的に)頼る。もたれかかる。

妻が夫を頼る。

友達を頼る。

誰かに寄りかかって生きている人。

もしかしたら、そうせざるを得ない状況を自ら作っているかもしれません。

「Bar-c は全てのレメディの中で最も依存的である。他者に完全に依存しており、身体障害者か知的障害者のようである。責任を負うことや自分の仕事をすることにおいて完全な無力感がある。あらゆることに優柔不断で、他人が指図してくれることに頼り切る」(サンカラン)

Delusion,as if beloved friend is sick dying. 大好きな友人が病気で死にかけているという妄想

自分が頼りにしている大好きなあの人が病気で死んじゃったらどうしよう・・と心配になる。

内気な臆病さは人見知りな態度に現れます。よく知らない人、初対面の人に対して自分のことを嘲笑っているのではないか、馬鹿にしているのではないかと根拠なく疑う。なので、外出したくない人。家にいれば知らない人と顔を合わせることもないから。ずっとお家にいたがる子供。引きこもり。

homesickness  家の中で安全を感じる。 Bar-cの子供はいつも母親や信頼できる誰かをつかむ。無防備な感じを持ち、ずっと家の中に居たがる。

また、面白い妄想で

Delusion, walks on his knee. 膝で歩いているという妄想。

というのがあります。

遠い遠い記憶ですが・・子供の頃のおままごとで赤ちゃん役をするときに膝で歩きませんでしたか?誰に教わるでもなく、自然にみんながしていたように思います。

この表現って、まさに「できない」ことの表現だったのだなと。人の手を借りないと生きていけない赤ちゃん。非力で自立できない、大人の保護を必要とする存在を膝で歩くことで演じていたのですね。

そしてこの不具的な自己認識がBar-c.のマインドの「私ってなんだか膝で歩いているみたい」のような表現(妄想)に繋がるのだなと思いました。

【遅い】

成長が遅い。臓器が十分に発達していない。

例えば子宮が小さいことからの不妊。

心臓の動きが弱く、遅い。

そして理解が遅い。愚か。覚えが悪い。

認知症のようとも言えるし、発達の遅い子供のようとも言えそうです。

遅い、は、未成熟、とも言い換えられそうです。未熟な精神性や、未成熟な臓器。

【鈍い】

感情的にも身体的にも鈍さが表現されます。

無感動、無感情。例えば遊びたがらない子供。部屋の隅でじっとしている。

そしてやはり認知症の人の状態を想像してもらうと分かりやすいです。感情的にイキイキしたものを失ったあの感じ。

そして身体的にも鈍さが麻痺症状として現れる。口が痺れたような感覚になったり、下に力が入らなくてうまく喋れなかったり、飲み込むことができなくなったり。おしっこの調節がうまくできなくてお漏らしをしてしまったり。

鈍く、重い感じはバリウムの別名「毒重石」そのものですね。

それにしても、「認知症」は、経験したことがない未知の世界です。最近認知症に関する本がたくさん出ていますね。認知症の人が生きる世界を少しでも垣間見るためにそういった本を読んでみたいなぁとBar-cを勉強していて思いました。

 さて、ここまで散々マインドのエッセンスを中心に書いてきましが、Jeremyにはレメディを勉強するときにマインドのエッセンスから入るな。と何度も何度も言われています。

表面的に切り取った一面だけの理解になるし、誰かの解釈の基づくものだから。

(でも、マインドから入った方がイメージしやすくとっつきやすいのでここでレメディについてお話を書こうとするとエッセンスの説明になってしまう・・)

 ではどうやって勉強したらいいかというと、Jeremyはプルービング資料から入ることを強く勧めます。そこから見える「動詞」を掴み取れ、と。「動詞」とはレメディのエネルギーの「動き」を表現しているワードのこと。

でも、プルービング資料は私には難しくて・・整理されてない生情報なので、他のレメディにも当てはまることもたくさん書いてあって・・大抵混乱して挫折して終わります。特に私は。

 なのでファタックで動きや質感を感じ取れる言葉を片っ端からピックアップしていきます。

そしてそのピックアップした言葉を羅列していくと、その言葉達にある種共通するエネルギーの動きみたいなものが浮かび上がってきます。このやり方がレメディの質感を捉える練習になります。このやり方はケース分析でも使えます。CHKの卒業生の勉強会でたまにやってます。大勢でやると行き詰まらなくて良いです。

 とても面倒臭くて手間のかかる勉強の仕方ですが、ホメオパシーの勉強は症状を暗記することではなくそのレメディのエネルギーの質感を捉えることなので、結局近道はないということかもしれません。理屈や論理ではなく、抽象を自分の中に落とし込まないといけません。

 

 私もいまだに試行錯誤しているしJeremyのようなレベルには遠く及ばないけど、目標としているのはいつもそこです。

ということで、Bar-c.の質感。

「遅くて鈍くて自分の足で立てないからもたれかかる。」

そうそう、足首が弱く、背骨が弱い人でもあります。立てない。

あ、勃起不全のレメディでもあった。立たない人。

 最後に、Bar-c. は、知的に遅れている人、という印象を受けたかもしれませんが私の周りのBar-c.がよく効いた人のケースや勉強した公開されている症例は知的な仕事をしている人や話していて頭の回転の速さを感じさせる人が多いのもまた事実です。レメディには必ず両極が存在します。病的な状態になっていない時は持ち前の素朴さと責任感で仕事を全うする「できる人」として社会で活躍していることも十分に考えられるます。なので紋切型でBar-c.が合う人は愚鈍な人、とは決して言えません。その時その人が陥っている状態がどんな質感かを感じ取るセンスを磨いていきたいなと思います。


仕事が捗らなくて嬉しく困る今日この頃です。

生きててくれるだけでありがたい。

小さいのに大きな大きな愛の存在です。

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