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執筆者の写真まどか みや

ホメオパシーで起きる変化について

 病気が治る、痛いのがなくなる、痒いのが治まる・・だけじゃない変化が起きるのがホメオパシーの面白いところだと思っています。

クライアントさんの変化や成長に寄り添えるのがホメオパスとしての何よりの醍醐味です。

 クライアントさんの具体的なお話をすることはできないので、最初に私が体験した変化についてお話ししたいと思います。



◆初めてホメオパシーを受けて感じた私の変化


 例えば私の場合は、


・ゴキブリが怖くなくなった。

・テレビの音を煩わしいと思うようになった。

・雨の日が好きになった。

・留学をやめて子供を産もうという気持ちになった。 


などなど。

もう20年近くも前のことなのでもっとあったであろう細かい変化は覚えていません。今でも覚えている大きな変化はこのようなものでした。


 ホメオパシーを受ける前はゴキブリが怖くて遭遇するとパニックになっていたし、一人暮らしだったのでテレビをBGM代わりにつけるのが習慣でした。雨の日は憂鬱になり頭痛になっていました。当時20代後半でしたが留学をするのが目標で、お金を貯めて毎日勉強をしていました。


 それが、セッションを何回か重ね、レメディを何回か飲んでいたらいつの間にかたくさんの変化を経験していた。これは、ある朝目覚めたら突然変わっていたような劇的な変化ではなく、少しずつ少しずつ起きたものでした。



 こだわっていた留学も、留学より家族が欲しいなあ。と強く思ったのです。頑張る事がアイデンティティのようになっていた私が、ある日ふと本当に欲しいものはこっちだな、と軌道修正をしてしまいました。そして後々結婚をして子供を産むことになったのですが、今もその決断をして本当に良かったと思っています。子育ては自分育て、って言いますけど、まさに私にとって子育ては癒しであり救いの経験だったと思っています。


 何よりも一番自分の変化を自覚したのは、弟に「姉ちゃんなんか変わった」と言われた時でした。肩の力が抜けた印象を持ったそうです。   

 

 ちなみにその変化を見て、俺もやりたい、と弟もホメオパシーを受けることになりました。そして、弟は以前は激辛好きだったのですが、辛いものが好きじゃなくなったそうです。刺激物を欲さなくなったのですね。

 

 その後結婚して、夫(元)もホメオパシーを受けることになったのですが、彼は部屋を片付けられるようになりました。もちろんその時悩んでいた体の症状も良くなりました。



 というように、悩んでいる体や心の問題をどうにかしたくてホメオパシーを受けるのですが、気がつくと色々な変化を経験していた、というのはたくさんの人がおっしゃる感想です。



◆病気を取り除くだけじゃないホメオパシー


 病気だけが治っても「良くなった」とは言えないと多くの人が感じていると思います。病巣を取り除いたからといって、その病巣を作り出さなければならなかったその人の「土壌」が良くなったとは言えないように、その人全体が変わらなければ「良くなった」とは言えません。

ホメオパシーはその土壌から改良するようなものであり、結果その土地で繁る草花も果実も変わるようにその人の有り様が変わっていきます。それが、私の経験したような、苦手だったものが平気になったり、好きになったり、生き方を軌道修正したり、と言ったようなことです。




 人が変わるきっかけはホメオパシーのレメディに限らないと思います。人生を変える一冊の本や人との出会いもきっとあるでしょうし、ヨガや瞑想、スポーツや趣味の世界が体調や心を変えることもあると思います。



◆レメディによって起きる人生の転機「離婚」「転職」


 しかし、変化に伴い「厄介ごと」が浮上することも少なくなく。

心のエネルギーレベルが上がってくると、今まで保留にしてきた問題に対峙する気力が湧いて来ます。それでよく起きるのは夫婦喧嘩。それも、今まで溜めてきたものを爆発させるような大きな喧嘩。そしてこれからあなたと一緒にやっていくのか行かないのか、みたいな真剣な話し合いに発展することもよく聞く話。


 離婚を決断する人あり、もう一度協力してやり直していくカップルあり。その場合はわだかまりが消えて前よりも夫婦仲が良くなるようです。どのような結果に転ぶにせよ、一度正念場を迎えることが多いようです。



 大変ですが、違和感をないことにして生活していくことほど不健康なことはないのではないでしょうか。一度本音をぶつけある機会を持つのは、風通しの良い人間関係を持つ上で大切なことだと思います。

 

 また、仕事を辞める人も多いです。本当に。

ホメオパシーを受けるまでは、この仕事が自分に合ってるとは思わないけど辞めるなんて絶対無理って思っていた人が、やーめた!って辞めちゃうこと、とても多いです。そしてより自分らしい仕事を選び、より自分らしい人生を歩みはじめます。



 このように、体の変化だけではなくて、生き方がダイナミックになる。転職を決意したり、離婚をしたりというのはあるあるです。


 これを聞くと、エネルギーレベルの低い人は怖気付いてしまうかも知れません。転職なんて無理無理、とか、離婚なんかしたら生活していけなくなっちゃう!とか、子供たちを悲しませることなんてできっこないわ、という思いで固まってしまっている人にとってはそういった変化は恐怖にしか感じられないことでしょう。

 

 でも、レメディによってその人のエネルギーレベルが上がってくると、変化を乗り越えていこうとする気力が自然に出てくるのです。つまるところ、その人が乗り越えられない変化は起きない、ということでもあります。


 もしかしたらホメオパシーをしていなくても起きた変化かも知れないけど・・明らかにレメディが後押しをしたなあと感じる変化を度々目撃します。


◆波動は時空間を超える

 

 余談になりますが、レメディを飲む前から変化が始まることも多くて、これは本当に不思議で面白いです。レメディには物質のエネルギー(波動)が入っています。エネルギーは時間と空間を飛び越えますから、飲む前からすでにそのレメディのエネルギーの影響を受けるわけです。

これはセッションの申し込みをした時から体の調子が良くて困ってしまった、とおっしゃるクライアントさんがいたり、セッションを受けた時から、レメディが決まった瞬間から、なぜか心が軽くなった、などと仰る方がなんと多いことか。


 未来に処方するレメディの影響を現在の彼/彼女が受けている、ということになりますね。つい物質レベルの物の捉え方が染み込んでしまっていると、そんな馬鹿な、となりますが、ホメオパシーをしているとそのようなことが普通に起きるので今ではもう驚くことも無くなりました。



 また私たちはエネルギー的に本当につながっているんだなぁと気付かされるのは、レメディによって自分のみならず身近な人にも影響が現れることもとても多いのです。穏やかになったり、逆に抑圧していた感情が爆発したり。「自分が変わると相手が変わる」なのか、もはや同時に変化したのか。


 レメディを飲んだ後、遠くに住んでいる不仲だった親から突然連絡が来たとか、職場の人たちの態度が変わった気がする、とか。急に彼氏が優しくなった気がするとか、子供があまり甘えなくなったとか。そしてこういったお話をしてくれる人のほとんどが「ホメオパシーとは関係ないのですが・・」と前置きをして話してくれるのもまた面白いですね。それほどこの手の変化は自然におきますから、レメディを飲んだこととは関係ないのだけど・・とお話ししてくれるのです。


 私たちはエネルギー的につながっていること、そしてそのつながりに距離や時間は関係ないことがホメオパシーを実践を通して強く感じています。


 ◆ホメオパシーは人生を変える


 と言い切ってしまうと大袈裟なのかも知れないですが・・・でも、本当に変わるんです。でもその変化は、クライアントさんが引き寄せるものであり、その未来は、もうホメオパシーを受ける前から決まっていたとも言えまるのではないかと考えています。


 私は変化を起こす人でも導く人でもありません。ホメオパスという立場は、ただ、変わろうとするクライアントさんに必要なレメディを手渡す役割を果たすものだという思いでいます。そのために必要な勉強をしているし、ホメオパシーを少しでも多くの人に知ってもらうために、これからも発信していこうと思っています。



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